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【高温・多湿に注意!】弦楽器の保管方法

こんにちは。

MIKIミュージックサロン梅田ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

8月に入り、夏真っ盛り。今日も大阪は最高気温が38度を超えているとのことで、人間と同様、木で出来ている弦楽器にもかなり負担がかかっています。

そこで本日は弦楽器コースの皆様へ、夏場の弦楽器の保管で特に気を付けていただきたいポイントについてご紹介いたします。

 

【弦楽器に最適な温度・湿度とは】

温度:20度前後

湿度:40〜60%

弦楽器は主に木で作られている為、湿度・温度に敏感です。

夏場は、湿度が高くなると、ニカワの接着が剥がれたり板の振動が弱くなる為、鳴りが悪くなります。また、温度が高くなると、ニスが柔らかくなり、ケースの布目などにニスが付く事があります。出来るだけ、最適な温度・湿度で保管されることをお勧めいたします。

※新作楽器を購入された後、初めて夏を迎える方は特に注意が必要です。手工品のニスは手塗りで柔らかい物もあり、まだニスが乾き切っていないも場合もございます。今年の夏は特に快適な環境で保管しましょう。

 

【もしニカワ剥がれ、ニスが剥がれたら、、】

剥がれが起こった場合、演奏していると「ジジー」っと楽器がビビったような音がします。

症状が出ましたら、もちろん弦楽器工房にて調整・修正が可能です。慌てず、お気軽に当サロン受付までご相談ください。

 

【最適な環境を保つためのアイテム】

●湿度調整剤「モイスレガート」価格:¥2,200(税込)

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湿度調整剤(楽器ケース内を最適な湿度に保ちます)

ケースの中に入れておくだけで、最適な湿度に保ちます。(有効期間:2年)

 

●BAMバイオリンケース「High-tech Contoured Forme エトワール」 

  価格:¥123,200(税込)

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BAMバイオリンケース

楽器の背面とケースとの接触面を出来る限り無くした内装。(楽器の背面からケースまでは約2センチほど空間があります)そのため通気性が良く、楽器を保管するには最適なケースです。

 

本日は、夏場の最適な弦楽器の保管方法についてでした。

 

皆様も、夏バテには十分気をつけてお過ごしくださいませ!

 

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