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Smail Project ver.2。本日は、「バイオリンコース」高島美陽（たかしま みよう）先生にお話をお伺いしました！
Q.高島先生とバイオリンの出会いを聞かせてください
5才の頃、母が夢だったバイオリンをいざ習おうと思った時に、まだその頃は音楽教室で大人がバイオリンを習う、ということの敷居がまだまだ高く、子供と一緒についでに私も教えてください、ということならば始めやすいかなー・・・。
そんな母の思いから私は三姉妹の真ん中だったんですが母の中で芸術ならこの子！と選出され一緒にレッスンをスタート。
町のバイオリン教室にて母：個人レッスン30分、私：個人レッスン30分の計60分というような形でレッスンに通い始めました。
そこから一度も辞めたいと思うことはなかったですね。
高校を卒業後の進路はお母さんやバイオリンの先生の期待とは別の道を選ぶことに。
音楽の道ではなくメイクアップアーティストになりたいと思い、美容系の専門学校に進学、その間などにもバイオリンを習いに先生の元へ行き続けていて、
いよいよ就職を目の前にした時、（メイクアップアーティストの仕事を）続けながらはバイオリンを弾き続けるのは無理かもしれない・・・、いよいよバイオリンを辞めないといけない状況になり、本当に悩んだ末、バイオリンをこのまま辞めることは出来ないと思い、美容系の専門学校卒業後、大阪音楽大学短期学部に進学する道を選ぶことに。
入試を経て入学。そして卒業後、演奏家、そしてヤマハ大人の音楽教室の講師となり現在に至ります。
Q.バイオリンのどんなところを魅力に感じてハマっていったんでしょうか？
弓の勢いや音の鳴りの反応の速さが楽しくて虜に。
そしてそれを研究するのが好きで一人で【この速さで弾いたらどんな音になるんだろう。】とか【全ての音のビブラートの数を決めてかけてみたらどんな仕上がりになるのかな。】とか、音の反応を追及するのが楽しくて止められなくなっていきました。
ちょっとマニアック過ぎて人に言うと引かれちゃうくらいです(笑)
Q.影響を受けた音楽があれば教えてください。
メンデルスゾーン＆チャイコフスキー：ヴァイオリン協奏曲
ドイツのバイオリニスト アンネ＝ゾフィ・ムターの弾くメンデルスゾーンのコンチェルトを聞いた時、表現力も豊かで技術も完璧、だけどすごく丁寧に弾いておられるのにすごく感激して親に初めてCDをおねだりして買ってもらった思い出の1枚です。
LAKATOS/超絶！！ヴァイオリン弾き
このCDを聞いた時に、バイオリンってこんなに自由に弾いていいんだ！と思った。
クラシックを弾いている時は【楽譜通りに弾かなきゃいけない】【作曲者の意図を汲まなきゃいけない】と思っていたけれど、”枠”（楽譜通り）に囚われない超絶技巧の演奏を聴くことが出来る、一度聞いてほしいCDです。
Q.生徒様におすすめする普段の生活の中で出来る練習方法は？
私自身の演奏の仕事ではPOPSを演奏させていただく機会が多いこともあって、演奏する曲の歌詞の考察をしてその曲の持つ意味や物語を考えるようにしてます。そして曲についても【なんでこんなイントロなんだろう】【なんでこんな間奏が入ってるんだろう】とか考えて、自分なりに理解をして消化して演奏するようにしています。
楽器を弾く時間がない時でもとにかく音楽を聴く。
自分が今弾いている曲はもちろん、自分が弾きたいと思う曲探しとしてどんどん音楽を聴くことで知らぬまにリズムについて勉強できたりもしますよ。
楽器に触れることが出来なくても、今度いい演奏する為の練習、というより勉強方法がありますよ～是非とも皆さんやってみてください♪
Q.最後に受講生の皆様に一言♪
どんな事があってもバイオリンを弾けば全てを幸せに繋げられるパワーがもらえると感じ、信じています。
上手く弾けなかったり、成長を感じないと落ち込んでしまう時もあるかもしれませんが、その先には出来た時の喜びが大きく返ってくると一緒に信じて前向きに
バイオリンLIFEを楽しみましょう！！有難うございました。
高島先生、ありがとうございました♪♪
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